「篠宮律って誰?」 「えっ!!!知らないの?!」 「えっ...そんな有名な人なの…?」 「有名も何も!あの篠宮財閥の御曹司で学校一のイケメンと称される、天才だよ?」 ゑ…だれだよぉ 「へーぇ、そんなイケメンなんだ…」 私はあくまでもイケメンに興味がないので、なんとなくでやり過ごした。 そこでまこちが私を人混みの中から内側まで押し、とうとうそのイケメンと対峙してしまった。 見上げると、そこには… 「えっ…?!」