楠田を落としたい

階段を上り終わると…


「後ろ、見てみ」


私は後ろを振り向いた。


「わぁ……」


中学生の時、高宮から連れてこられた秘密の場所とはまた違う景色。


「ここ夜になるともっと綺麗なんだよ」


「そうなんだ〜」


「1人で来るなよ」


「え!?ダメなの!?」


「あの階段危ねぇし暗い中お前1人で歩くのも危険すぎる。行く時は俺を呼べ」


「うん…分かった」