楠田を落としたい

「………」


「切らないの?」


私は手首を差し出す。


「……っ切れないよ…だって…」


瑠璃ちゃんは泣き出した。


「何?」


「もう…切れてるっ…」


「そうだね」


「なんで…?」


「切ったのは中学の時からだけど…瑠璃ちゃんからあんなことをされて切らないわけがないよ」


「ごめん…なさい…ごめんなさい…」