楠田を落としたい

「はい、バイト代」


そう言って封筒を差し出された。


「どういう…こと?」


「茉奈ちゃん、何を想像してたのー?もしかして、ヤって欲しかったー?」


「……っ」


私は制服を着て封筒を受け取らずに逃げた。


もう扉は開いていた。


とにかく走った。


どこかも分からないのに必死に走った。


「はぁ…はぁ…はぁ…」


あれ…ここ…


辿り着いたところは家から30分ほどのところだ。