──貴方に伝えたかった、たった一言。

私たちは昼休憩をするために、近くの大型ショッピングモールに来た。

この前、星と来たショッピングモールよりも大きかった。

隣町の都会にはもっと大きなものがあるっていうのか……。

改めて、自分の住んでいる地域が田舎町という事実を押しつけられる。

「何か食べたいものとかある?」と星が振り向いて、首を傾げながら訊く。

「私うどん!」と真希が手を挙げて言った。

「俺は……うどん……」と小さく内田が言った。

「私もうどんかな~」

みんながうどんと言うから、無性にうどんが食べたくなった。

「じゃあ昼はうどんにしよっか」と微笑んで星は言った。

そのまま私たちはフードコートまで歩いて行った。