私の青春(実話)

「七瀬、この漫画面白いよ。読んでみ」


「うん、読むね」


「高宮、俺ゲームしていい?」


「あぁ」


楠田はテレビゲームを始めた。


私と高宮はそれぞれ漫画を読んでいる。


………。


「七瀬」


高宮が私の耳元で囁く。


「えっ」


「静かに。楠田にバレる」


「…っ」


「なぁ、膝枕して?」


「うん…」