私の青春(実話)

「あの時、高宮のそばは居心地がいいなって思ったの」


「俺も…一緒に帰ったのが七瀬で良かった」


「それに去年ずっと隣の席だったし!」


「なんか接点があるよな、俺ら」


「うんうん。私ね…家にいるのが嫌なんだ」


高宮は私の歩くペースに合わせて歩いてくれてる。


「家にいると笑えなくて…だから学校では笑ってようって思ったの。でも学校も居場所がない…。高宮といるとそういうのどうでもよくなるんだよね」


「七瀬…」


「私、高宮に救われてるよ。だから私も高宮の力になりたい」


「お前は…隣で笑ってくれたらそれでいいよ」


「分かった!あ、家着いたね」


「七瀬」


「ん?」




「大人になったら…迎えに行く」