私の青春(実話)

「茉奈、大丈夫?」


お母さんは私を抱きしめた。


「絵を描くのも勉強するのも茉奈の自由でいいの」


「お母さん…」


「でもね、デザインの高校は行かせてあげられない」


「どうして?」


「お金がないの…真沙美は私立高校だし携帯も持たせてる…ごめんね」


「じゃあ…普通の高校に行ってデザインの大学に行くのは…?」


「それも無理ね」


「そっか…」


「茉奈には我慢ばかりさせてるね…他の家に生まれたかったよね…ごめんね」


何度もお母さんは謝る。