私の青春(実話)

いつから学校に行ってないんだろうか。


「悠斗、いい加減学校に行ったらどうなの」


「あ?行かなくても卒業できるだろ。俺高校行かねぇし」


「またそんなこと言って…高校行かないでどうするのよ。働くの?」


「俺にはやることがあんだよ」


「あんたがやることは…勉強して高校に行くことでしょ」


「俺の好きにさせろよ」


「…もう、頑張らなくていいのよ」


「あ?」


「お父さんのために頑張らなくていいって言ってるの。あんたがやってることは仇を討つためでしょ。そんなに仇を討ちたいなら警察官になりなさいよ。それもしないで…ただ喧嘩して犯人を懲らしめるなんてバカなの?何の意味があるのよ」


「………。」