「これはね~。先日引き受けた客から貰った高価なシャンパンなの。環ちゃんに喜んでもらって良かった~!」
「おい。だから環をちゃん付けで呼ぶな。馴れ馴れしい。」
「あーやだやだ。独占欲の強い男はモテないよ?」
「余計なお世話だ。俺は環にモテてるし、心底愛されている。」
「はいはい。つい最近まで、『環さん、大丈夫ですか?』なーんてシリアスにカッコつけてた男が随分変わったもんだ。」
「お前がチャラチャラし過ぎなだけだ。」
「僕だって翼ちゃんからめっちゃ愛されてるもんね!」
そう軽口を言い合う葉山と小出に、環と翼は目を見合わせて笑った。



