「まあ、入れよ。」
不機嫌そうなポーズを取ってはいるが、葉山もこの訪問者を実は喜んでいることを環は見抜いていた。
リビングのテーブルを囲み、4人は宴を始めた。
惣菜は小出と翼が美味しそうなキッシュや生ハムやチーズなどを買い込んで来てくれた。環も簡単なつまみを作り、食事の準備が整った。
小出が派手な身振りでコルクを開け、それぞれのワイングラスにシャンパンを注ぐ。
「それでは!斎君と環ちゃんが無事結ばれた祝いと、我々の友情を祝して、カンパーイ!!」
それぞれのグラスを合わせ、環はシャンパンを口に含んだ。
「美味しい・・・!」
環のつぶやきに、小出が満足そうな顔を向けた。



