さらに葉山は真剣な表情で話を続けた。 「環さんに釣り合う男になりたくて、必死に経営学を勉強し、会社を立ち上げました。『ring』という社名は・・・『環』という貴女の名前から付けました。気づいてもらえるようアピールしたつもりだったのですが。」 「・・・全然気づきませんでした。」 環は驚きと喜びで、全身が熱くなった。 そこまで自分は葉山に想われていたのだ、と。