花言葉はピュア ー敏腕社長は百合のような彼女を守り抜くー


環の話を小出はふんふんと聞いていた。

そして話し終わると、小出は事もなげに言った。

「まあ・・・示談で終わらせるのがベストだと思うよ。下手したらその頼子ちゃんが不倫の代償として訴えられちゃうこともあるし。それに裁判って長引くし精神的にもキツいよ?」

「そう・・・なんですね。」

「ま、貸した金はキッチリ返して貰って、また新しい男を見つけたほうがいいってことよ。」