葉山はコーヒーを一口飲むと、環に言った。 「俺は凄腕の弁護士を知っています。そいつに頼みましょう。」 「本当ですか!?それはありがたいです。」 たしかにこういう問題は弁護士が一番頼りになるはずだ。 「弁護士費用は必ずお返しします。」 「その必要はないです。」 葉山が食い気味に告げた。 「そういうわけにはいきません。弁護士費用って高いって聞きますし・・・。」 「奴には貸しがあるんです。」 そう言って葉山は含み笑いをした。