花言葉はピュア ー敏腕社長は百合のような彼女を守り抜くー


「歳は友恵より少し上だったけど優しくて賢い子でね。しかもイケメンでしょ?友恵はしょっちゅう斎君の病室を訪れては、とても楽しそうに話をしていたの。勉強を教えてもらったりもしていたかしら。」

「・・・・・・。」

「でもきっと友恵の片想いだったんだと思うわ。悲しいかな、そういうのって傍からみてるとわかってしまうものなのよ。」

「・・・・・・。」

「斎君も重い心臓の病で、かなり長く入院していたの。でも幸いなことに手術が成功したのね。本当に良かった。とても難しい手術だって聞いていたから・・・。斎君は友恵が亡くなる直前に退院していったわ。可憐な青い花束を友恵に渡してね。」

「そう・・・だったんですか。」

友恵が恋した相手はやはり葉山斎だったのだ。