電車が向かってくる音が大きくなった。もう、お別れの時間だ。小鳥遊くんは、電車に乗って知らない街へ行くんだ。
その音に混じって小鳥遊くんが私の名前を呼んだ。ゆっくり顔を上げれば、揺れた瞳が小鳥遊くんを見つめる。
小さく動く唇。微かに聞こえた。
「好きだよ」
聞いた瞬間に、たくさんの気持ちが溢れ出した。
小鳥遊くんから貰った言葉は、永遠に忘れることない『好き』に結びついた。
はじめて好きになって、はじめて恋を覚えて。
たった短い恋で、すぐに消えたけど精一杯の恋をした。
立ち尽くして固まってると、ふわっと抱きしめられる。
強くて、たまに弱い。
ゆっくり背中に腕を回すと、さっきより強い力が体に走る。
こんなに強い力で抱きしめられたら、もう離したくないよ。
私も小鳥遊くんが好き。
その音に混じって小鳥遊くんが私の名前を呼んだ。ゆっくり顔を上げれば、揺れた瞳が小鳥遊くんを見つめる。
小さく動く唇。微かに聞こえた。
「好きだよ」
聞いた瞬間に、たくさんの気持ちが溢れ出した。
小鳥遊くんから貰った言葉は、永遠に忘れることない『好き』に結びついた。
はじめて好きになって、はじめて恋を覚えて。
たった短い恋で、すぐに消えたけど精一杯の恋をした。
立ち尽くして固まってると、ふわっと抱きしめられる。
強くて、たまに弱い。
ゆっくり背中に腕を回すと、さっきより強い力が体に走る。
こんなに強い力で抱きしめられたら、もう離したくないよ。
私も小鳥遊くんが好き。



