お母さんから「みゃーの世話行くんじゃなくて、ウチで家族になるのはダメなのかな」と提案された。ホワイトクリスマス、みゃーは私の家族になったのだ。
慌てて公園に行って、みゃーを保護して病院に連れて帰った後、私はテレビを見たり、買って来たオモチャでみゃーと遊んでいたら時間は4時を回っていた。
せっかくの記念日なのに家に居ても暇だから、と思いコンビニへ行こうと家を出る。
室内の暖かさに慣れてしまったのか、思ったより外は一段と寒い。ふうっ、と白い息が雪に混ざって弧を描く。
コンビニに着いても、お気に入りのチョコレートは品切れで、心が沈む。
コンビニに着くと欲しいものも見つからず…。
目に留まったのは、虹色の袋に包まれたキャンディ。
ふわふわした気持ちが舞って、レジへ持って行く。
お会計を済ませて、家への道のりを歩ませていたら、目の前から見たことのある姿がうっすらと視界へ入る。
誰だろう。
疑問に思いながらも、右手に持ったコンビニの袋を大切に握って、歩いてたらその姿がはっきりとわかってきた。
近づくにつれてわかる。ななせ先輩だ。
数メートルの距離まできた時、声をかけようとして口を開けたけど、開けた口からは声を出すのに躊躇ってしまった。
ななせ先輩も、私に気づいたようで視線をそらして、お互い遭遇すると、目の前で立ち止まる。
慌てて公園に行って、みゃーを保護して病院に連れて帰った後、私はテレビを見たり、買って来たオモチャでみゃーと遊んでいたら時間は4時を回っていた。
せっかくの記念日なのに家に居ても暇だから、と思いコンビニへ行こうと家を出る。
室内の暖かさに慣れてしまったのか、思ったより外は一段と寒い。ふうっ、と白い息が雪に混ざって弧を描く。
コンビニに着いても、お気に入りのチョコレートは品切れで、心が沈む。
コンビニに着くと欲しいものも見つからず…。
目に留まったのは、虹色の袋に包まれたキャンディ。
ふわふわした気持ちが舞って、レジへ持って行く。
お会計を済ませて、家への道のりを歩ませていたら、目の前から見たことのある姿がうっすらと視界へ入る。
誰だろう。
疑問に思いながらも、右手に持ったコンビニの袋を大切に握って、歩いてたらその姿がはっきりとわかってきた。
近づくにつれてわかる。ななせ先輩だ。
数メートルの距離まできた時、声をかけようとして口を開けたけど、開けた口からは声を出すのに躊躇ってしまった。
ななせ先輩も、私に気づいたようで視線をそらして、お互い遭遇すると、目の前で立ち止まる。



