「なに食べてるの?」
みゃーの世話を二人でするのが日課になった午後の公園。学校はお昼までだったから、いつもより早い時間に来ることができた。
夜のバイト終わりにも寄る予定だ。
相変わらず、みゃーは私が持ってきたチュールや子猫用の牛乳を随分と好んでいるみたいで、今日も美味しそうに小さな口の中でもぐもぐしている。
首を傾げて、小鳥遊くんの膨らんだ口元をじっと凝視した。
小鳥遊くんはポケットの中から一つのキャンディを取り出した。
「キャンディ食べてる」
「わあっ!これ可愛いね」
小鳥遊くんの掌に乗ったキャンディは、虹色の袋に包まれていて、とっても可愛い。思わず声が出てしまい、キャンディに釘付けになる。
「まだあるから、あげる」
そんな私を見かねてか、キャンディをくれた。
手のひらに乗る、虹色の袋に包まれたキャンディ。
小鳥遊の指先が、微かに触れてくすぐったい。
触れた部分だけが熱を浴びて、いつもよりドキドキする。
隣にいることより、触れたことの方が…胸のドキドキも大きい。
みゃーの世話を二人でするのが日課になった午後の公園。学校はお昼までだったから、いつもより早い時間に来ることができた。
夜のバイト終わりにも寄る予定だ。
相変わらず、みゃーは私が持ってきたチュールや子猫用の牛乳を随分と好んでいるみたいで、今日も美味しそうに小さな口の中でもぐもぐしている。
首を傾げて、小鳥遊くんの膨らんだ口元をじっと凝視した。
小鳥遊くんはポケットの中から一つのキャンディを取り出した。
「キャンディ食べてる」
「わあっ!これ可愛いね」
小鳥遊くんの掌に乗ったキャンディは、虹色の袋に包まれていて、とっても可愛い。思わず声が出てしまい、キャンディに釘付けになる。
「まだあるから、あげる」
そんな私を見かねてか、キャンディをくれた。
手のひらに乗る、虹色の袋に包まれたキャンディ。
小鳥遊の指先が、微かに触れてくすぐったい。
触れた部分だけが熱を浴びて、いつもよりドキドキする。
隣にいることより、触れたことの方が…胸のドキドキも大きい。



