『おお、優子いいじゃん‥‥って
‥‥新名!?』
えっ?
何をそんなに驚いているんだろ‥‥
いつも着ない浴衣なんて着てはいるけど
そんなに目を見開くほどのこと?
『壮琉、私がやったのよ。
ほらあんたのせいで変な注目浴びて
しまったじゃない。皐月座ろ?』
「うん‥」
よく分からなかったけど、空いていた席に座ると、次々に運ばれてくる料理に
お腹がまた鳴りそうで焦る
お造りや新鮮な魚介類の数々に、
三重県ならではの牛肉が並べられ、
食べきれないくらいの懐石料理が
一人ひとりテーブルいっぱいに
敷き詰められていた
美味しそう‥‥
『浴衣‥似合ってる。』
えっ?
隣の椅子が引かれてそこに座った
酒向さんと目が合うと、湯上がりの色気
に加えて元々の色素の薄い整った顔立ち
が浴衣とマッチして、よりカッコいいと
素直に思えた
『顔が赤いけどまさか熱じゃ‥』
「えっ!?ち、違います‥‥‥
そんなんじゃないですから。」
それよりも他にも空いてるのにここに
座るの!?
優子の隣も濱田さんだし、
チーム長の周りにも佐藤さん達が
座ってるけれど、どうして敢えてここに
座るのだろう‥‥
『それ自分でやったの?』
「あ‥‥ゆ、優子がせっかくだからって
‥‥。』
『そうか‥上手だな。』
ここに来る前に、優子が私の髪を
下の方で小さく纏めてくれ、首筋が
ヒンヤリしているのに慣れず自分の
指でそこをなぞる
やっぱり普通にしてきた方が良かった
かもしれない‥‥。
浴衣だって女の子らしいし、すごい
頑張った感が出てるんじゃないかと
不安になる
『酒向さぁん、お疲れ様です。
お隣いいですかぁ?‥‥ツッ!』
ヒッ!!!
浴衣の胸元がパツパツではだけそうな
成瀬さんや、温泉に入って来たのにも
関わらず甘ったるい香りを漂わせる
他の女子社員に思わず嫌な顔が
出てしまう。
そんなに私を見て睨まなくても、
隣に後から来たのは酒向さんですからと
伝えたい
『成瀬さんお疲れ様です。
あちらで村岡チーム長が呼んで
ますよ。』
『えっ?あ、ああ何かしら‥‥。
ちょっと待っててくださいね。』
取り巻き達と集計分析チームが
向こうのほうで固まってくれていた
方が企画、広告チームは穏やかで
居られるから戻って来ませんように‥
同じ浴衣でもスタイルが違う人が着ると
全然違うんだなと思える。
でもなんかいいな‥‥‥。
みんなそれぞれ違うんだけど、華やかで
浴衣って可愛い‥‥‥。
‥‥新名!?』
えっ?
何をそんなに驚いているんだろ‥‥
いつも着ない浴衣なんて着てはいるけど
そんなに目を見開くほどのこと?
『壮琉、私がやったのよ。
ほらあんたのせいで変な注目浴びて
しまったじゃない。皐月座ろ?』
「うん‥」
よく分からなかったけど、空いていた席に座ると、次々に運ばれてくる料理に
お腹がまた鳴りそうで焦る
お造りや新鮮な魚介類の数々に、
三重県ならではの牛肉が並べられ、
食べきれないくらいの懐石料理が
一人ひとりテーブルいっぱいに
敷き詰められていた
美味しそう‥‥
『浴衣‥似合ってる。』
えっ?
隣の椅子が引かれてそこに座った
酒向さんと目が合うと、湯上がりの色気
に加えて元々の色素の薄い整った顔立ち
が浴衣とマッチして、よりカッコいいと
素直に思えた
『顔が赤いけどまさか熱じゃ‥』
「えっ!?ち、違います‥‥‥
そんなんじゃないですから。」
それよりも他にも空いてるのにここに
座るの!?
優子の隣も濱田さんだし、
チーム長の周りにも佐藤さん達が
座ってるけれど、どうして敢えてここに
座るのだろう‥‥
『それ自分でやったの?』
「あ‥‥ゆ、優子がせっかくだからって
‥‥。』
『そうか‥上手だな。』
ここに来る前に、優子が私の髪を
下の方で小さく纏めてくれ、首筋が
ヒンヤリしているのに慣れず自分の
指でそこをなぞる
やっぱり普通にしてきた方が良かった
かもしれない‥‥。
浴衣だって女の子らしいし、すごい
頑張った感が出てるんじゃないかと
不安になる
『酒向さぁん、お疲れ様です。
お隣いいですかぁ?‥‥ツッ!』
ヒッ!!!
浴衣の胸元がパツパツではだけそうな
成瀬さんや、温泉に入って来たのにも
関わらず甘ったるい香りを漂わせる
他の女子社員に思わず嫌な顔が
出てしまう。
そんなに私を見て睨まなくても、
隣に後から来たのは酒向さんですからと
伝えたい
『成瀬さんお疲れ様です。
あちらで村岡チーム長が呼んで
ますよ。』
『えっ?あ、ああ何かしら‥‥。
ちょっと待っててくださいね。』
取り巻き達と集計分析チームが
向こうのほうで固まってくれていた
方が企画、広告チームは穏やかで
居られるから戻って来ませんように‥
同じ浴衣でもスタイルが違う人が着ると
全然違うんだなと思える。
でもなんかいいな‥‥‥。
みんなそれぞれ違うんだけど、華やかで
浴衣って可愛い‥‥‥。



