後方に女子社員5名と酒向さん達が
集まり、私と優子、佐藤さん、佐藤さんの同期の林さんは前の方に1人2席を
使い余裕を持ち座ることにした
良かった‥‥
昨日のことがあったから、正直少し
寝不足だったんだよね‥‥
ホテルでも眠れるか心配だし、少しでも
眠れるうちに寝ておきたい。
優子達にその旨を伝えると、カーテンを
閉めてそのまますぐに眠りにつき、
途中のサービスエリアでも目覚めず、
ホテル目前で優子に起こされた
『それ、酒向さんがかけてたよ。』
それ?‥‥‥ツッ!!
自分の体にかけられていた濃紺の
カーディガンに、一気に目が覚める
いつの間にこんなことをしたの?
本当に寝不足だったから、全く
気付かなかった‥‥。
あまり接触したくないのに、これだと
返す為に話しかけないといけない。
『あんた、後ろの煩い雰囲気の中でも
一度も動かないし起きないから、
酒向さん心配して、寝息まで確認
してたよ。』
「へ、へぇ‥そうなんだ。
後でお礼言わないとね‥ハハ‥。」
絶対昨日のことが尾を引いている‥。
心配症で面倒見がいい酒向さん
だからこそ自立してしっかりとした
姿を見せていきたかったのに、
昨日の発作で不安にさせているに
違いない。
旅行の雰囲気も悪くしたくないから、
ちゃんと大丈夫なことを示さないと‥‥
『忘れ物だけないか確認して一旦
ホテルのロビーに集合な。』
村岡チーム長の声に、後ろの方から
順番に降りていくのを待っていると、
成瀬さんが突然立ち止まり、私の手から
酒向さんの服を抜き取った。
『私から返すわ。本当に迷惑ばかり
かける人ね。』
「えっ?ちょっと!」
追いかけたいのに、ワザとゆっくり
降りようとする社員さんたちに阻まれ
成瀬さんは降りていってしまった。
変に誤解されないといいけど、
やっぱり社会人として借りたものは
自分で返したかったのに‥‥
『皐月大丈夫よ、酒向さんもそこまで
バカじゃないから。さ、行くよ。』
「うん‥‥そうだね。」
最後に優子とバスから降り、荷物を
運転手さんから受け取ると、目の前に
そびえる雰囲気のある日本家屋風の
旅館に、普通のホテルだと思っていた
優子も私も唖然とした
今年はなんか色々豪華な気がする‥‥
数字が伸びたから?
それともまさか酒向さんが来たから?
集まり、私と優子、佐藤さん、佐藤さんの同期の林さんは前の方に1人2席を
使い余裕を持ち座ることにした
良かった‥‥
昨日のことがあったから、正直少し
寝不足だったんだよね‥‥
ホテルでも眠れるか心配だし、少しでも
眠れるうちに寝ておきたい。
優子達にその旨を伝えると、カーテンを
閉めてそのまますぐに眠りにつき、
途中のサービスエリアでも目覚めず、
ホテル目前で優子に起こされた
『それ、酒向さんがかけてたよ。』
それ?‥‥‥ツッ!!
自分の体にかけられていた濃紺の
カーディガンに、一気に目が覚める
いつの間にこんなことをしたの?
本当に寝不足だったから、全く
気付かなかった‥‥。
あまり接触したくないのに、これだと
返す為に話しかけないといけない。
『あんた、後ろの煩い雰囲気の中でも
一度も動かないし起きないから、
酒向さん心配して、寝息まで確認
してたよ。』
「へ、へぇ‥そうなんだ。
後でお礼言わないとね‥ハハ‥。」
絶対昨日のことが尾を引いている‥。
心配症で面倒見がいい酒向さん
だからこそ自立してしっかりとした
姿を見せていきたかったのに、
昨日の発作で不安にさせているに
違いない。
旅行の雰囲気も悪くしたくないから、
ちゃんと大丈夫なことを示さないと‥‥
『忘れ物だけないか確認して一旦
ホテルのロビーに集合な。』
村岡チーム長の声に、後ろの方から
順番に降りていくのを待っていると、
成瀬さんが突然立ち止まり、私の手から
酒向さんの服を抜き取った。
『私から返すわ。本当に迷惑ばかり
かける人ね。』
「えっ?ちょっと!」
追いかけたいのに、ワザとゆっくり
降りようとする社員さんたちに阻まれ
成瀬さんは降りていってしまった。
変に誤解されないといいけど、
やっぱり社会人として借りたものは
自分で返したかったのに‥‥
『皐月大丈夫よ、酒向さんもそこまで
バカじゃないから。さ、行くよ。』
「うん‥‥そうだね。」
最後に優子とバスから降り、荷物を
運転手さんから受け取ると、目の前に
そびえる雰囲気のある日本家屋風の
旅館に、普通のホテルだと思っていた
優子も私も唖然とした
今年はなんか色々豪華な気がする‥‥
数字が伸びたから?
それともまさか酒向さんが来たから?



