明日を信じられたのはあなたのおかげです2

瑠乃はご飯も食べられないほどしんどくなっていっていて、やっぱり副作用が強かった。

瑠乃が辛そうにしているのを見ていたら途中でやめたくなったけど、瑠乃のためだと思って気を引き締めた。

お昼ご飯が食べられなくって点滴をしてから無菌室を後にした。

いつもは点滴を嫌がるけれど相当しんどかったのか素直に点滴をさせてくれた。

点滴は終わったはずなのに瑠乃は点滴を嫌がった。
多分手に付いているのが嫌なのだろう。

でも瑠乃にとってどれだけ点滴が大切なのかを説明したら納得してくれた。


小さい手術を終えた時PHSがなった。

内容は瑠乃がパニック状態になっているということだった。

俺はすぐに無菌室へと駆けつけた。