拾いました。

ばんっ

勢い良く開けられる部屋のドア。


「華留ちゅわあああああああああん!! 朝だよおおおおおおおSundayのmorning良い天気だよお出掛けしましょおおおおお!!!!」


そして、いつもの如くテンションの高い、お父さんの声。何なんだ。『Sundayのmorning』って。


「……」

「……」

「………へ。」


何これデジャヴ。

みるみるうちに青ざめていくお父さんの顔を見て、現実に引き戻された。


「いや、ちょ、待って。お父さん、これは「お母さああああああ! 華留がっ華留がああああああ!!!!!!」

「私の話を聞いてええええええええ!!!!」


どだだだだどたどたびたんっ

お父さんが階段を駆け降りて、壁にぶつかる音が聞こえる。お願いだから、落ち着いて話を聞いて下さい……。