『𓏸𓏸さんがログインしました』

待ち焦がれてた、ずっと会いたかったあの人だった。
もうそれからはとにかくたくさん話してSNSも交換し合ってまた離れないように離さないように繋がりを求めて毎日話した。ゲームの外で話すのは初めてだった。初めての学校外の年上の友達だった。
私がよく使うSNSは彼はインストールしていなかったけど私と話すためにわざわざアカウントを作ってくれた。DM機能で話そうと伝えて、しばらく話しているうちに今まで知らなかった彼の性格や特徴がたくさん知れてとても嬉しかった。ゲームの中ではプライベートに深入りすることはなるべく避けていたけど再会した今、私は高鳴る気持ちを抑えられなかった。質問攻めにしてしまって彼は少し困っていたけど私はもっと知りたかったしもっと近づきたたかった。彼はあまり人に興味が無いということはわかっていたけれど、私の事をもっと知って欲しかった。
私の悪い癖で、良い気分や緊張した時に聞かれていないことまで全部話してしまう