玄関のドアを開けると、いつも通りマルがお出迎えしてくれて、飛び付いてきた。
「マル〜!ただいまぁ!今日はお土産があるんだよ!」
そう言いながら居間へ移動し、絃士さんからいただいたドッグフードとササミジャーキーの袋をマルに見せる。
マルは袋越しにクンクンとニオイを嗅ぎ、お腹を空かせているようだった。
「今、ご飯の準備するからね!」
わたしはそう言うと、マルのご飯の準備を始めた。
今日はいつも食べているドッグフードではなく、絃士さんからいただいたアイネスで作っているドッグフードにボイルしたササミを割いて乗せた。
初めて出すドッグフードだったので、マルが食べてくれるか不安だったが、マルは"いつもと違うニオイだ"とでも言うようにご飯のニオイを確かめたあと、ご飯を食べ始めた。
食べてくれた!よかった。
ご飯タイムのあとのおやつには、絃士さんからいただいたササミジャーキーをマルに差し出してみたが、これも美味しそうに食べてくれた。
「マル、良かったね。美味しかった?」
マルはササミジャーキーをもっと欲しがるように飛び付いてきたが、わたしは「今日はもうおしまい。また明日ね!」と言い、マルの頭を撫でると、今度は自分の夕飯に帰宅途中にコンビニで買って来たサンドイッチを頬張ると、マルと一緒にソファーでくつろいだ。
わたしはマルの頭から背中までを撫で、途中でやめると、マルは鼻でわたしの手を突いて"撫でてほしい"と催促する。
それが可愛くて、わたしはわざと途中で撫でるのをやめたりするのだが、マルはその度に撫でて欲しいと催促してきて、あまりの可愛さにわたしはマルを撫で回すのだった。



