一輪のバラード


「わたしは、完全に脈無し、、、。合コンの時も話は弾まなかったし、帰りのタクシーの中で頑張ってLINEは聞いたけど、LINE送っても既読すらつかない、、、。」

わたしはかなり凹んでいる様子の芽衣子に何と返していいのか分からず、「あらら、、、」と言うと、「あまりLINE見ない人なのかもよ?」と言った。

「いや、、、わたしに興味なしって感じだったし、今回の合コンもダメだったかぁ、、、。小◯旬似の弁護士とか、最高だったんだけどなぁ、、、。あんなスパダリが揃う合コンなんて、滅多に行けないのに、、、。」

わたしは落ち込む芽衣子に「まぁ、まだ分からないじゃない?めげずにLINE送り続けてみたら?」と言った。

芽衣子は「うん、、、」と返事したあと、「で、ひかりはどうだったの?樋井さんと。」と訊いてきた。

「んー、まぁ、楽しく話は出来たよ。LINE交換して、あとアイネスの特別優待カード貰った。」
「えっ?!特別優待カード?!」
「うん、カードだから何度でも使えるし、しかも30%引きになるの!」
「マジィ?!やばっ!」

芽衣子は「いいなぁ〜。」と言いながら、会社のデスクに寝そべると、「わたしも特別優待カード欲しかったぁ。」と言った。

それから、秘書にならないか?とお誘いされたが、まだその話はしなかった。

ほぼほぼ気持ちは固まっていたが、こんなに落ち込んでいる芽衣子には、さすがに言いづらかったのだ。

すると「おはよー。」と桃華が出社して来た。

桃華のご機嫌を見たところ、光平さんとはあまりお近付きになれなかったのかな?という感じだった。