年下の彼氏♪






「何がいけなかったの?」


必死にすがりつく古部先生。


その姿があまりにも必死すぎて、何も言えない。


思わず、顔を背けてしまった。


「そうだな。緋那なら、何も言わないってことかな」


その言葉は落ち着いていた。


「雨月は、冷たい俺に話しかけてくれて嬉しかった。」


正直な気持ち。


「でも、俺は緋那が好きなんだ」


その瞳は真剣そのもの。