わからないのか。 「本当は俺が緋那の傍にいたい。しかし、親友である君に頼むよ」 しっかりと頷いた。 まだ、何かが続きそうな気がした。 何か嫌な予感がした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「ねぇ・・・」 赤い唇で微笑む彼女。 「何だ」 暗闇で顔がよく見えない。 「私って、きれいだよね」