聞かれたくないことはいくらでもある。 だから、聞かないでくれてありがとう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 数日後。 五十嵐先生から、理科室に来いと言われた。 ・・・もちろん緋那には内緒で。 結局、校長には緋那と先生の関係を話したらしい。 その校長は、笑顔で祝福してくれたらしい。 その噂も、徐々に消えていった。 「で、何の話ですか?」 理科室についた瞬間聞いた。