ちなみに、そのことを担任は気が付いていない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「こちらです」 思わず感嘆しそうなぐらいの大きさの屋敷。 もう、家とか言えないレベル。 こんなところ、中世ヨーロッパにしかないだろう。 そう思ってしまうほどだ。 「では、どうぞ。浅尾さま。藤宮さま」 なんか、さま付けで呼ばれている~ 何か怖い!! 担任もかちかちなほど、緊張している。