私にも教えられない秘密があった。 しかし、こんな事態を招くならば私に教えて欲しかった。 なぜ・・・ 私、そんなに頼りない? そんなことをもんもん考えていた。 「おはよう!」 明るい声。 緋那だ!! 他の生徒も緋那を見ている。 そしてこそこそし出した。 「どーしたんだろう?」 不審に思ったのだろう。