「…おいルレイア。起きろ」
「…」
…こいつ、絶対起きてるからな。
起きていながら、また、ちゅーしなきゃ起きませ~ん、とか言うのだ。
賭けても良い。
「起きろルレイア。朝だぞ」
「…ルルシーがちゅーしてくれなきゃ起きませーん」
ほら見てみろ。起きてる。
言わんこっちゃない。
「ルルシーがお目覚めのちゅーをしてくれたら起きます」
「そうか。ならもう一生寝とけ」
「ルルシぃぃぃ!」
ガシッ、と涙目で俺の腕を掴むルレイア。
「ちゅーしてくださいよぅ。夫婦でしょ?」
「誰が夫婦だ馬鹿」
クランチェスカ夫妻じゃないんだぞ。
「良いからさっさと起きて、さっさと顔洗ってこい。お雑煮出来てるぞ」
「もールルシーったら、寝てるときはあんなに素直なのに、起きてるときはシャイなんだから…」
は?
お前俺が寝てる間に…何を?
「おはようございま~すシュノさん!」
「おはようルレイア」
ルレイアはすっかり機嫌を直し、朗らかにシュノに挨拶していた…が。
…おい。俺が寝てる間に何をした、貴様。
やっぱり俺だけでも寝室で寝れば良かった。と、心から後悔した。
「…」
…こいつ、絶対起きてるからな。
起きていながら、また、ちゅーしなきゃ起きませ~ん、とか言うのだ。
賭けても良い。
「起きろルレイア。朝だぞ」
「…ルルシーがちゅーしてくれなきゃ起きませーん」
ほら見てみろ。起きてる。
言わんこっちゃない。
「ルルシーがお目覚めのちゅーをしてくれたら起きます」
「そうか。ならもう一生寝とけ」
「ルルシぃぃぃ!」
ガシッ、と涙目で俺の腕を掴むルレイア。
「ちゅーしてくださいよぅ。夫婦でしょ?」
「誰が夫婦だ馬鹿」
クランチェスカ夫妻じゃないんだぞ。
「良いからさっさと起きて、さっさと顔洗ってこい。お雑煮出来てるぞ」
「もールルシーったら、寝てるときはあんなに素直なのに、起きてるときはシャイなんだから…」
は?
お前俺が寝てる間に…何を?
「おはようございま~すシュノさん!」
「おはようルレイア」
ルレイアはすっかり機嫌を直し、朗らかにシュノに挨拶していた…が。
…おい。俺が寝てる間に何をした、貴様。
やっぱり俺だけでも寝室で寝れば良かった。と、心から後悔した。


