ルリシヤを手伝って、お雑煮を作っていると。
「おはよう、ルルシー。ルリシヤ」
「あぁ…。おはよう、アイズ」
「おはよう、アイズ先輩」
「もうお雑煮作ってるの?」
「そうなんだよ」
ルリシヤがな。
「ごめん、もっと早く言えば良かったんだけど。アリューシャの分のお餅は、小さめに切ってくれないかな。大きいと、喉に詰まらせちゃうんだよ」
と、アイズ。
確かに…あいつ、何でもかんでもかぶりつくからな。
あいつが歌ってた替え歌の通りになりかねん。
しかしルリシヤ、抜かりはなかった。
「大丈夫だ。アリューシャ先輩用に、白玉サイズに切ってあるから」
…やるなぁ、お前。
「あとはお餅を入れるだけだな」
「じゃ…そこで寝てる奴らを起こすか」
俺はリビングに戻り、シュノ、アリューシャ、そしてルレイアに声をかけた。
「お前ら起きろ!朝だぞ!」
「…んん…」
まず一番素直に起きたのは、シュノであった。
「あれぇ…。ここ何処…あっ、ルレイア」
自宅でないことに一瞬戸惑ったシュノだが、横にルレイアを見つけて、顔を輝かせた。
シュノ、お前は素直な良い子だな。
そのルレイア、ちょっと起こしてくれ。
「おいルレイア!あとアリューシャ!起きろ!」
まずは手近にいるアリューシャを揺り起こしてみたが、こんなことで起きるアリューシャではない。
「起きろアリューシャ!こら!」
「…zzz…」
駄目だこりゃ。
こんなにデカイ声で呼んでるのに、どうやったら寝られるんだお前。
しかし、俺達にはアリューシャ起こしのプロがいる。
「アリューシャ。お雑煮食べるよ。起きて」
「うーい」
揺すっても怒鳴っても起きないのに、アイズが一言呼び掛けると、むくっと起き上がった。
お前って奴は…。飯に釣られるな。
さて、残るはあと一人。
「…」
狸寝入りをしているに違いない、このルレイアである。
「おはよう、ルルシー。ルリシヤ」
「あぁ…。おはよう、アイズ」
「おはよう、アイズ先輩」
「もうお雑煮作ってるの?」
「そうなんだよ」
ルリシヤがな。
「ごめん、もっと早く言えば良かったんだけど。アリューシャの分のお餅は、小さめに切ってくれないかな。大きいと、喉に詰まらせちゃうんだよ」
と、アイズ。
確かに…あいつ、何でもかんでもかぶりつくからな。
あいつが歌ってた替え歌の通りになりかねん。
しかしルリシヤ、抜かりはなかった。
「大丈夫だ。アリューシャ先輩用に、白玉サイズに切ってあるから」
…やるなぁ、お前。
「あとはお餅を入れるだけだな」
「じゃ…そこで寝てる奴らを起こすか」
俺はリビングに戻り、シュノ、アリューシャ、そしてルレイアに声をかけた。
「お前ら起きろ!朝だぞ!」
「…んん…」
まず一番素直に起きたのは、シュノであった。
「あれぇ…。ここ何処…あっ、ルレイア」
自宅でないことに一瞬戸惑ったシュノだが、横にルレイアを見つけて、顔を輝かせた。
シュノ、お前は素直な良い子だな。
そのルレイア、ちょっと起こしてくれ。
「おいルレイア!あとアリューシャ!起きろ!」
まずは手近にいるアリューシャを揺り起こしてみたが、こんなことで起きるアリューシャではない。
「起きろアリューシャ!こら!」
「…zzz…」
駄目だこりゃ。
こんなにデカイ声で呼んでるのに、どうやったら寝られるんだお前。
しかし、俺達にはアリューシャ起こしのプロがいる。
「アリューシャ。お雑煮食べるよ。起きて」
「うーい」
揺すっても怒鳴っても起きないのに、アイズが一言呼び掛けると、むくっと起き上がった。
お前って奴は…。飯に釣られるな。
さて、残るはあと一人。
「…」
狸寝入りをしているに違いない、このルレイアである。


