The previous night of the world revolution4~I.D.~

ルルシーに追い出されて、自宅に戻った俺は。

「…主様、これを…」

「…」

下僕のエリュシアが差し出した錠剤を、乱暴に引ったくった。

ちなみにこのエリュシアだが、俺がシェルドニアに囚われている間、一人だけ少しも心配することなく待っていたそうだ。

俺が絶対に帰ってくると、信じて疑っていなかったらしい。

さすが、俺のナンバーワン下僕。

他のハーレム会員とは格が違うな。

さて、それはともかくエリュシアが差し出した錠剤を、俺は水もなしで飲み下した。

こう見えて、この手の薬は慣れているのだ。

これでも二年間入院してた身だからな。

「これは昨日よりも強い薬なので…今夜こそは…」

「…そうだと良いんですけどね」

昔もよく使ってたものだから、身体が薬に慣れてしまって、いまいち効き目が良くなくて困る。

お陰で、段々と薬を強くせざるを得なくなってくるのだが…。

「…今日は三人抱き潰して、程よい運動をしてますからね…」

効くことを祈ろう。

俺は早々と寝巻きに着替え、一人でベッドに入った。