The previous night of the world revolution4~I.D.~

お土産を買った後も、しばしハムスターランドを楽しみ。

日が暮れてきたので、今日はお開きにした。

「ありがとうルレイア、付き合ってくれて。夢が叶ったよ」

「そうですか。キモいので早く帰ってください」

「お前…仮にも今日一日財布を務めてくれた相手に…」

ルルシーは呆れていたが、そもそもむしろ誘ってきたの向こうだから。

向こうが費用負担するのは当然というものだ。

「何にせよ、これでオルタンスが大人しくなる。助かったよ」

アドルファスは、心底ホッとした様子。

ふっ。

「同僚に変なのがいると大変ですねー」

まぁ俺は他人事だけどね。

「本当にな、ルレイア」

「ちょっとルルシー。何ですかその真顔は」

ルルシーの同僚に変なのはいないよ?一人も。

まともで真面目な大人ばかりだ。特に俺。

「じゃ、帰りますか~。帰るまでが遠足ですよルルシー」

「遠足ではないだろ…。いや、遠足なのか…?」

遠足みたいなもんだよ。遊んできたんだから。

図らずも、今日はルルシーとハムスターランドデートが出来た。

その点では、オルタンスに感謝してやるとしよう。

オルタンスがいなければ、もっと楽しかっただろうけどな。