「つーか、高いんだな…。ポップコーンの癖に二千円越えかよ…」
ルルシーは、俺が首からさげたバケットを見て、そう呟いた。
ほぼバケット代だよね。多分。
中身も結構入ってるけど。
「ハムスターランドのポップコーンだと思うから買えるんですよ。こんな駄菓子、普通のデパートでこの値段で売ってたら、誰も買いませんよ」
「…身も蓋もないな…」
ハムスターランドでしか買えない、と思うから買うんだよ。
大体こんなバケットを首からさげて平気で歩けるのも、ここだけだ。
頭に被り物被って歩けるのもな。
ハムスターランドにいるまでは良いとして、ここから一歩でも出たら、じろじろ奇異の目で見られるに決まってる。
そういうもんだよ。
実生活で被り物被ってて怪しまれないのは、ルリシヤくらいだ。
「うん、美味しい。お前達も食べるか?」
「…要らねーよ」
首からハムッキーのバケットをさげて、ポリポリポップコーンを食べるオルタンスに、アドルファスもルーシッドもドン引きだった。
この二人もそろそろ耐久限界っぽいな。
知ったことか。
「さてと…。次はどうしましょう?」
俺は、ルルシーにそう尋ねたのに。
オルタンスが、にゅっと首を突っ込んできた。
「そろそろショーが始まるぞ。『ドリーミング・ハムスター』が…」
「お前に聞いてねぇよ。よし、じゃあルルシー、ショー見に行きましょうか」
「お前…相手してやれよ…」
俺、オルタンスは財布としか思ってないから。今日。
ルルシーは、俺が首からさげたバケットを見て、そう呟いた。
ほぼバケット代だよね。多分。
中身も結構入ってるけど。
「ハムスターランドのポップコーンだと思うから買えるんですよ。こんな駄菓子、普通のデパートでこの値段で売ってたら、誰も買いませんよ」
「…身も蓋もないな…」
ハムスターランドでしか買えない、と思うから買うんだよ。
大体こんなバケットを首からさげて平気で歩けるのも、ここだけだ。
頭に被り物被って歩けるのもな。
ハムスターランドにいるまでは良いとして、ここから一歩でも出たら、じろじろ奇異の目で見られるに決まってる。
そういうもんだよ。
実生活で被り物被ってて怪しまれないのは、ルリシヤくらいだ。
「うん、美味しい。お前達も食べるか?」
「…要らねーよ」
首からハムッキーのバケットをさげて、ポリポリポップコーンを食べるオルタンスに、アドルファスもルーシッドもドン引きだった。
この二人もそろそろ耐久限界っぽいな。
知ったことか。
「さてと…。次はどうしましょう?」
俺は、ルルシーにそう尋ねたのに。
オルタンスが、にゅっと首を突っ込んできた。
「そろそろショーが始まるぞ。『ドリーミング・ハムスター』が…」
「お前に聞いてねぇよ。よし、じゃあルルシー、ショー見に行きましょうか」
「お前…相手してやれよ…」
俺、オルタンスは財布としか思ってないから。今日。


