「…おい、オルタンス」
「…あー、やる気出ない…」
またかよ。
こいつ、いつまでこうやってるつもりだ。
ぐでーん、と机に突っ伏して、みっともない格好でだらけている。
これで真面目に仕事はやってるんだから腹立たしい。
「そんなお前に、やる気が出ることを教えてやろう」
「…んー…?」
「ルレイアがハムスターランドに付き合ってくれるそうだぞ」
オルタンスが、しゅばっ、と起き上がった。
いきなり覚醒しやがった。
「…アドルファス」
「…何だよ」
「まさか俺を騙してる訳じゃないよな?」
「こんな嘘ついて何になるんだよ」
「マネキン…マネキンじゃないよな?」
「本物に決まってるだろ」
何で俺がお前の為にルレイアマネキン用意してやらにゃならんのだ。
ふざけんな気持ち悪い。
「ルレイアが来てくれるって言ったのか?」
「拝み込んだんだよ俺が。ルルシーも来るそうだぞ」
「ルレイアが来てくれるなら、他に誰が来ても良い。いつ行くんだ?」
「来週。火曜日だって」
「よし。ならそれまでに、早めに仕事を終わらせておかないとな」
さっきまでのやる気のなさは何だったのか。
オルタンスはキリッ、として仕事に取り掛かった。
効果覿面じゃないか。
頭にカチューシャつけっぱなしだけど。
お前、いくらキリッとしててもそのカチューシャで全てが台無しだな。
まぁやる気が出たなら良い。
「それからルーシッドにも声かけるからな。費用はお前が持てよ」
「あぁ、分かった」
ルーシッドは、「何で自分まで…」と言うだろうが。
俺だって嫌なんだよ。死なば諸共って奴だ。
「…あー、やる気出ない…」
またかよ。
こいつ、いつまでこうやってるつもりだ。
ぐでーん、と机に突っ伏して、みっともない格好でだらけている。
これで真面目に仕事はやってるんだから腹立たしい。
「そんなお前に、やる気が出ることを教えてやろう」
「…んー…?」
「ルレイアがハムスターランドに付き合ってくれるそうだぞ」
オルタンスが、しゅばっ、と起き上がった。
いきなり覚醒しやがった。
「…アドルファス」
「…何だよ」
「まさか俺を騙してる訳じゃないよな?」
「こんな嘘ついて何になるんだよ」
「マネキン…マネキンじゃないよな?」
「本物に決まってるだろ」
何で俺がお前の為にルレイアマネキン用意してやらにゃならんのだ。
ふざけんな気持ち悪い。
「ルレイアが来てくれるって言ったのか?」
「拝み込んだんだよ俺が。ルルシーも来るそうだぞ」
「ルレイアが来てくれるなら、他に誰が来ても良い。いつ行くんだ?」
「来週。火曜日だって」
「よし。ならそれまでに、早めに仕事を終わらせておかないとな」
さっきまでのやる気のなさは何だったのか。
オルタンスはキリッ、として仕事に取り掛かった。
効果覿面じゃないか。
頭にカチューシャつけっぱなしだけど。
お前、いくらキリッとしててもそのカチューシャで全てが台無しだな。
まぁやる気が出たなら良い。
「それからルーシッドにも声かけるからな。費用はお前が持てよ」
「あぁ、分かった」
ルーシッドは、「何で自分まで…」と言うだろうが。
俺だって嫌なんだよ。死なば諸共って奴だ。


