「俺はあなたにもらったものを、一生のうちに返せるんでしょうかね?」
なんか、もう負債がとんでもないことになって、返せる目処が立ってない気がする。
ってかもう無理では?
「別に良いよ、返さなくても…。返して欲しくて助けてるんじゃないから」
「そうだとしてもですよ…。あなたにもらってる分の…三分の一も返せてないじゃないですか」
いくらルルシーが、返さなくて良いって言ったって。
気になるよ。もらいっぱなしだもん、俺。
相互扶助の関係、って奴が崩壊してる。
「馬鹿だな。何も返してないと思ってるのは、お前だけだ。お前は充分、俺に色んなものを返してくれてるよ」
「…そうですか?」
「そうだ。だから、気にするな」
…まぁルルシーがそう言うなら。
やっぱりルルシーは優しいなぁ。その優しさに、いつも助けられ、
「…それよりルレイア、お前洗脳されてた頃、ルリシヤに『もし自分が俺を殺そうとしたら、自分を殺してくれ』って頼んでたらしいな」
「…ふぇ?」
あれ?
なんか雲行きが怪しい?
「しらばっくれんな。頼んだんだよな?ルリシヤに」
「え?た、頼みましたけど…」
「ふざけんな」
ルルシーの渾身のデコピンが、俺の額に炸裂した。
デコピンと言えば可愛いが、その威力は弾丸級だった。
「あ痛ぁぁぁ!」
「うるせぇ馬鹿。何馬鹿なことを考えてんだ。馬鹿なことルリシヤに頼むな。馬鹿かお前!馬鹿だろ!」
そんな一杯馬鹿馬鹿って。
今何回言った?
ルルシー激おこ。
「だ、だって。俺だってルルシー殺すの嫌だったんだもん」
「だもんじゃねぇ!」
ベシッ、と後頭部をはたかれる。
「ルルシーも俺と同じ立場だったら同じことするでしょ!」
「そりゃするけど…」
ほら。
「でもそれとこれとは話が別だ!俺はお前に殺されても良いけど、お前が俺に殺されるのは駄目だ」
「えぇぇ!何それ理不尽!」
「うるせぇ知ったことか!」
ルルシー逆ギレ。
自分がとんでもなく理不尽なことを言ってると気づいていないのか。
自分が殺されるのは良いけど、殺すのは嫌って。
それ俺もなんだけど。それなのに怒られるのは俺だけなの?
「俺だってルルシー殺すの嫌だったんですよ。だからルリシヤに頼んで…」
「うるさい馬鹿。二度とするなよ金輪際」
「だって」
「だってじゃねぇ異論は認めん!俺を守る為に死ぬなんて、それが俺を守ることになると思うなよ。あの世で話してやらんからな」
そんな殺生な!
「ルルシ~…。じゃあどうしたら良いんですか。俺だってルルシーに死んで欲しくないんですよ。その気持ちは同じでしょ」
ルルシーに負けないくらい同じこと思ってるよ。
それはルルシーも分かるだろう。
「ルルシーをこの手で殺さなきゃ生きられないなら、生きてたくないです」
死んだ方がマシだろう。遥かに。
「…よし、分かった。ならこうしよう」
「はい?」
「もし今度、どちらかの手でどちらかを殺さないと生きられないってことになったら…どちらかを殺した後で、自分も死のう」
成程。
「名案ですねそれは」
ただ、今回みたいに俺が洗脳されていた場合、自殺は出来ないよね。
よし。もう二度と洗脳されないぞ俺は。
「じゃあそうしましょう。ルルシー、自分で言った約束ちゃんと守ってくださいよ?ズルはナシですよ?」
「分かったよ。まぁ一人であの世に行ってもつまらないからな」
行くなら一緒が良いよね。
ルルシーと一緒なら、地獄の閻魔もちっとも怖くない。
なんか、もう負債がとんでもないことになって、返せる目処が立ってない気がする。
ってかもう無理では?
「別に良いよ、返さなくても…。返して欲しくて助けてるんじゃないから」
「そうだとしてもですよ…。あなたにもらってる分の…三分の一も返せてないじゃないですか」
いくらルルシーが、返さなくて良いって言ったって。
気になるよ。もらいっぱなしだもん、俺。
相互扶助の関係、って奴が崩壊してる。
「馬鹿だな。何も返してないと思ってるのは、お前だけだ。お前は充分、俺に色んなものを返してくれてるよ」
「…そうですか?」
「そうだ。だから、気にするな」
…まぁルルシーがそう言うなら。
やっぱりルルシーは優しいなぁ。その優しさに、いつも助けられ、
「…それよりルレイア、お前洗脳されてた頃、ルリシヤに『もし自分が俺を殺そうとしたら、自分を殺してくれ』って頼んでたらしいな」
「…ふぇ?」
あれ?
なんか雲行きが怪しい?
「しらばっくれんな。頼んだんだよな?ルリシヤに」
「え?た、頼みましたけど…」
「ふざけんな」
ルルシーの渾身のデコピンが、俺の額に炸裂した。
デコピンと言えば可愛いが、その威力は弾丸級だった。
「あ痛ぁぁぁ!」
「うるせぇ馬鹿。何馬鹿なことを考えてんだ。馬鹿なことルリシヤに頼むな。馬鹿かお前!馬鹿だろ!」
そんな一杯馬鹿馬鹿って。
今何回言った?
ルルシー激おこ。
「だ、だって。俺だってルルシー殺すの嫌だったんだもん」
「だもんじゃねぇ!」
ベシッ、と後頭部をはたかれる。
「ルルシーも俺と同じ立場だったら同じことするでしょ!」
「そりゃするけど…」
ほら。
「でもそれとこれとは話が別だ!俺はお前に殺されても良いけど、お前が俺に殺されるのは駄目だ」
「えぇぇ!何それ理不尽!」
「うるせぇ知ったことか!」
ルルシー逆ギレ。
自分がとんでもなく理不尽なことを言ってると気づいていないのか。
自分が殺されるのは良いけど、殺すのは嫌って。
それ俺もなんだけど。それなのに怒られるのは俺だけなの?
「俺だってルルシー殺すの嫌だったんですよ。だからルリシヤに頼んで…」
「うるさい馬鹿。二度とするなよ金輪際」
「だって」
「だってじゃねぇ異論は認めん!俺を守る為に死ぬなんて、それが俺を守ることになると思うなよ。あの世で話してやらんからな」
そんな殺生な!
「ルルシ~…。じゃあどうしたら良いんですか。俺だってルルシーに死んで欲しくないんですよ。その気持ちは同じでしょ」
ルルシーに負けないくらい同じこと思ってるよ。
それはルルシーも分かるだろう。
「ルルシーをこの手で殺さなきゃ生きられないなら、生きてたくないです」
死んだ方がマシだろう。遥かに。
「…よし、分かった。ならこうしよう」
「はい?」
「もし今度、どちらかの手でどちらかを殺さないと生きられないってことになったら…どちらかを殺した後で、自分も死のう」
成程。
「名案ですねそれは」
ただ、今回みたいに俺が洗脳されていた場合、自殺は出来ないよね。
よし。もう二度と洗脳されないぞ俺は。
「じゃあそうしましょう。ルルシー、自分で言った約束ちゃんと守ってくださいよ?ズルはナシですよ?」
「分かったよ。まぁ一人であの世に行ってもつまらないからな」
行くなら一緒が良いよね。
ルルシーと一緒なら、地獄の閻魔もちっとも怖くない。


