The previous night of the world revolution4~I.D.~

ルリシヤ達と別れ、ルヴィアさんと共に、俺達はルルシー宅に向かった。

「はい、着きましたよ」

「悪いな、ルヴィア」

「いえ、気にしないでください。本調子になるまでは、仕事のことは任せてくださいね」

…良い部下だなぁ。ルヴィアさんって。

…あ、そうだ。

「ねぇ、ルヴィアさん」

「はい?」

「今度、あなたに紹介したい人がいるんです。後日、また連れてきますね」

「俺に…?はい、分かりました」

勿論、シェルドニアから一緒に来た彼女のことである。

が、それはまた、後日ということで。

ルヴィアさんの車を降りて、ルルシーのマンションに入る。

ここに来るのも久し振りだな。

「なんか…帰ってきたって感じですね」

「本当にな…」

月並みな言葉だけど。

当たり前っていとおしいんだなって。

失ってから初めて分かること、あるよね。

「しかし、長らく放置していた割には、家の中綺麗ですね」

「確かに」

もっとこう…埃がパイみたいに重なってるものかと。

意外と綺麗じゃん。ルルシーん家。

「さてはルヴィアさんですね…?」

「かもな…。あいつ、仕事がマメだから…」

いつルルシーが帰ってきても良いように、家の中綺麗にしておいてくれたのかもな。

さすが。

まずは掃除しなきゃならないかと思ったよ。

「さて、ルレイア…。どうする?先に寝るか?」

「えっ!まさかルルシーから誘ってくれるなんて!嬉し…」

「馬鹿。言葉の通りの意味だよ」

分かってますよ。

「はいはい。俺だって眠いですし…。でも、まずはお喋りしましょうよ」

「分かった」

言いたかったことは溜まってるからな。

言いたいだけ言って、それからすっきりした気分で眠るとしよう。