「何ですかあなたは…。誰なんです?」
「ルレイア…。俺達、侵入者だからな?何でそんなに上から目線なんだ?」
誰だお前は、と聞きたいのはラトヴィの方だろうな。
知ったことか。
「あなたヘールシュミット家の、ラトヴィですか?」
「え?あ、あぁ…」
ラトヴィらしい。
「へぇ、ラトヴィ…。紛らわしいんですけど。アシミムの弟なら縦ロールにしといてくださいよ。何ですかそのみっともない頭」
「こらっ!ルレイア。失礼だろ」
いいもーん。どうせこの後華弦に殺されるんだし。
大体、俺はラトヴィを助けに来てやったんだから。
感謝されてしかるべき立場だもんね。
「死んだのかと思ってたら…普通に生きてましたね」
長きに渡る監禁生活のせいか、元気もりもり…って訳ではなさそうだが。
どうやら、乱暴に扱われていた様子はない。
ちょっとやつれているだけで、あとは元気そうだ。
見たところ、この監禁部屋も…ヘールシュミット家の地下監禁室と比べると、かなり快適そうだ。
ベッドとソファとテーブル、小さなテレビもある。
さすがにパソコンや携帯など、外部と連絡を取れる機械はないようだが。
室内にはバスルームも完備されていて、住むには事欠かなそうだ。
常に外側から鍵をかけられていることを除けば、ちょっとしたホテルって感じだな。
案外快適に生きてたんじゃないか。
ミレドも鬼ではなかったということだな。
「お、お前達は…一体何者なんだ?何でここに…」
「アシミム。あなたのお姉さんに頼まれて、あなたを助けに来ました」
「…!姉上に…?」
「そんな訳なので、あなたの監禁生活は今日で終わりです。お疲れ様でした」
「…!!」
ラトヴィの、この感極まった顔。
おめでとう。何年かぶりに日の光を見られるよ。
まぁ、その後に華弦に殺されると思うけど。
そういう意味では、解放されずにこのまま監禁されていた方が、ラトヴィにとっては幸せだったのかもしれない。
地下室で野垂れ死ぬのではなく、一度日の光を見て死ねるのだから、幸せだと思ってくれ。
どちらにしてもこいつは、生まれたときから善行しか積んでない俺と違って、悪さばかりしてきたのだから。
安楽な死など、こいつを憎む全ての人間が許さないだろう。
「ルレイア…。俺達、侵入者だからな?何でそんなに上から目線なんだ?」
誰だお前は、と聞きたいのはラトヴィの方だろうな。
知ったことか。
「あなたヘールシュミット家の、ラトヴィですか?」
「え?あ、あぁ…」
ラトヴィらしい。
「へぇ、ラトヴィ…。紛らわしいんですけど。アシミムの弟なら縦ロールにしといてくださいよ。何ですかそのみっともない頭」
「こらっ!ルレイア。失礼だろ」
いいもーん。どうせこの後華弦に殺されるんだし。
大体、俺はラトヴィを助けに来てやったんだから。
感謝されてしかるべき立場だもんね。
「死んだのかと思ってたら…普通に生きてましたね」
長きに渡る監禁生活のせいか、元気もりもり…って訳ではなさそうだが。
どうやら、乱暴に扱われていた様子はない。
ちょっとやつれているだけで、あとは元気そうだ。
見たところ、この監禁部屋も…ヘールシュミット家の地下監禁室と比べると、かなり快適そうだ。
ベッドとソファとテーブル、小さなテレビもある。
さすがにパソコンや携帯など、外部と連絡を取れる機械はないようだが。
室内にはバスルームも完備されていて、住むには事欠かなそうだ。
常に外側から鍵をかけられていることを除けば、ちょっとしたホテルって感じだな。
案外快適に生きてたんじゃないか。
ミレドも鬼ではなかったということだな。
「お、お前達は…一体何者なんだ?何でここに…」
「アシミム。あなたのお姉さんに頼まれて、あなたを助けに来ました」
「…!姉上に…?」
「そんな訳なので、あなたの監禁生活は今日で終わりです。お疲れ様でした」
「…!!」
ラトヴィの、この感極まった顔。
おめでとう。何年かぶりに日の光を見られるよ。
まぁ、その後に華弦に殺されると思うけど。
そういう意味では、解放されずにこのまま監禁されていた方が、ラトヴィにとっては幸せだったのかもしれない。
地下室で野垂れ死ぬのではなく、一度日の光を見て死ねるのだから、幸せだと思ってくれ。
どちらにしてもこいつは、生まれたときから善行しか積んでない俺と違って、悪さばかりしてきたのだから。
安楽な死など、こいつを憎む全ての人間が許さないだろう。


