「…ルレイア。お前は騙されてる。アシミムに洗脳されてるんだ」
「敵の言葉に耳を貸すほど、俺はお人好しじゃありませんよ」
聞いてくれないか。
だが、このくらいでは諦めない。
「お前の過去、思い出したくない過去の中で、お前を助けたのは誰だ?アシミムか?違うだろう?」
ルレイアに昔のことなんて、思い出させたくはない。
でもルレイアは、その記憶をアシミムに上書きされている。
ならば、またその記憶を正しく修正しなくては。
その為には、昔のことを思い出してもらわなければならない。
「あの場所でお前に手を差し伸べたのは誰だ?ちゃんと思い出せ。アシミムじゃないだろう」
「…敵の言葉は聞かないと言っているでしょう」
「お前を助けたのは俺だ。ルキハだ。学校…一緒に、卒業しただろう?」
「…ルキハ…?」
初めて、ルレイアが少し揺れた。
どうやら、聞き覚えがあったらしい。
やっぱり、ルレイアは死んだ訳じゃないのだ。
ルシファーの心の中で、ちゃんと生きてる。
俺のことを、覚えてる。
「アシミムはお前の辛い記憶を利用して、自分の味方をするように記憶を上書きしたんだ。あいつの言うことを信じるな」
「…嘘です。俺を助けてくれたのはアシミムさん…。俺の記憶は間違ってなんかいません」
「いいや間違ってる。お前を助けたのは俺だ。ルキハだ。ルルシーなんだ。ちゃんと思い出せ」
「…」
ルレイアの瞳が揺らぎ、躊躇いが見えた。
大丈夫…。ルレイアは俺を忘れてはいない。
「これ以上、アシミムに騙されるな。俺と一緒に、俺達と一緒に、ルティス帝国に帰ろう。お前は『青薔薇連合会』の幹部で、そして俺の相棒の…ルレイア・ティシェリーなんだ」
「…」
俺は、ルレイアに手を伸ばした。
「…何回でも、助けるって言っただろう?」
お前が何処にいても。
どんな地獄の果てにいようと。
お前がそこにいるなら、俺は助けに行く。
そう…約束したんだから。
…しかし。
「…戯れ言は終わりましたか?」
ルレイアは、憂いを断ち切るように剣を抜いた。
やはり…洗脳が解けていない。
少し揺らいだようには見えたが…まだ、アシミムの洗脳の方が強いようだ。
「…こうなっては、仕方ないな」
ルリシヤが、俺に目配せした。
計画の…第二段階、ということだ。
「敵の言葉に耳を貸すほど、俺はお人好しじゃありませんよ」
聞いてくれないか。
だが、このくらいでは諦めない。
「お前の過去、思い出したくない過去の中で、お前を助けたのは誰だ?アシミムか?違うだろう?」
ルレイアに昔のことなんて、思い出させたくはない。
でもルレイアは、その記憶をアシミムに上書きされている。
ならば、またその記憶を正しく修正しなくては。
その為には、昔のことを思い出してもらわなければならない。
「あの場所でお前に手を差し伸べたのは誰だ?ちゃんと思い出せ。アシミムじゃないだろう」
「…敵の言葉は聞かないと言っているでしょう」
「お前を助けたのは俺だ。ルキハだ。学校…一緒に、卒業しただろう?」
「…ルキハ…?」
初めて、ルレイアが少し揺れた。
どうやら、聞き覚えがあったらしい。
やっぱり、ルレイアは死んだ訳じゃないのだ。
ルシファーの心の中で、ちゃんと生きてる。
俺のことを、覚えてる。
「アシミムはお前の辛い記憶を利用して、自分の味方をするように記憶を上書きしたんだ。あいつの言うことを信じるな」
「…嘘です。俺を助けてくれたのはアシミムさん…。俺の記憶は間違ってなんかいません」
「いいや間違ってる。お前を助けたのは俺だ。ルキハだ。ルルシーなんだ。ちゃんと思い出せ」
「…」
ルレイアの瞳が揺らぎ、躊躇いが見えた。
大丈夫…。ルレイアは俺を忘れてはいない。
「これ以上、アシミムに騙されるな。俺と一緒に、俺達と一緒に、ルティス帝国に帰ろう。お前は『青薔薇連合会』の幹部で、そして俺の相棒の…ルレイア・ティシェリーなんだ」
「…」
俺は、ルレイアに手を伸ばした。
「…何回でも、助けるって言っただろう?」
お前が何処にいても。
どんな地獄の果てにいようと。
お前がそこにいるなら、俺は助けに行く。
そう…約束したんだから。
…しかし。
「…戯れ言は終わりましたか?」
ルレイアは、憂いを断ち切るように剣を抜いた。
やはり…洗脳が解けていない。
少し揺らいだようには見えたが…まだ、アシミムの洗脳の方が強いようだ。
「…こうなっては、仕方ないな」
ルリシヤが、俺に目配せした。
計画の…第二段階、ということだ。


