「さてと~、ルルシー達へのお土産は、何が良いですかね~」
「…」
シュノさんは、黙って俺についてきていた。
うーん…。結構キツいか?
「あ、見てくださいよシュノさん。『frontier』のコラボコスメグッズ。第二段出たんですね~。俺の推しはルトリアさん一択なんですけど、今回のコラボはエルーシアさんのカラーも良いですよね~」
「…うん」
「シュノさんはどのカラーが良いです?ベーシュちゃんカラーも捨てがたいですけど…そういえば俺、話しましたっけ?前ベーシュちゃんにゴスロリ服とコスメグッズを選んであげたことがあるんですよ」
「…そうなの?」
あ、ちょっと興味持ってくれた感。
「そうなんですよ。ベーシュちゃんが変装して歩いてたのを見たときは興奮しましたね~」
変装が、全然変装になってなかったけど。
やっぱり有名人は滲み出るオーラが違うな。
ルルシーに「ベーシュちゃんに会ったんですよ!ゴスロリ人口増やしてきました!」って、この話をしたら。
頭ひっぱたかれた。酷い。
俺はあくまで人助けをしただけなんだけどなぁ。
「ベーシュちゃん…可愛かった?」
「可愛かったですよ。変装してましたけど」
実にゴスロリがよく似合っていた。
やっぱりゴスロリだよな。美人な子ほどゴスロリがよく似合う。
「あ、このコスメも素敵ですねぇ。シュノさん似合いますよ。つけてみます?」
「…うん」
良かった。乗ってきてくれたぞ。
「似合う?」
「えぇ。素敵ですよシュノさん。折角だから買っていきましょうか、これ」
どうせ、『frontier』のコラボコスメの方も買っていくつもりだったしな。
ついでだ。
「あ、それからマニキュアも良いですねぇ。見てください、期間限定カラーですって。期間限定と書いてあると途端に欲しくなりますよね~、俺乙女なので」
そう言うと、シュノさんはふふっ、と笑った。
おぉ、笑った。笑ったぞ。
これは良い傾向ではないか。
「シュノさんにも塗ってあげますね。きっと似合いますよ」
「うん。ありがとう」
この調子で、何とかシュノさんに元気を出してもらいたいものだ。
「…」
シュノさんは、黙って俺についてきていた。
うーん…。結構キツいか?
「あ、見てくださいよシュノさん。『frontier』のコラボコスメグッズ。第二段出たんですね~。俺の推しはルトリアさん一択なんですけど、今回のコラボはエルーシアさんのカラーも良いですよね~」
「…うん」
「シュノさんはどのカラーが良いです?ベーシュちゃんカラーも捨てがたいですけど…そういえば俺、話しましたっけ?前ベーシュちゃんにゴスロリ服とコスメグッズを選んであげたことがあるんですよ」
「…そうなの?」
あ、ちょっと興味持ってくれた感。
「そうなんですよ。ベーシュちゃんが変装して歩いてたのを見たときは興奮しましたね~」
変装が、全然変装になってなかったけど。
やっぱり有名人は滲み出るオーラが違うな。
ルルシーに「ベーシュちゃんに会ったんですよ!ゴスロリ人口増やしてきました!」って、この話をしたら。
頭ひっぱたかれた。酷い。
俺はあくまで人助けをしただけなんだけどなぁ。
「ベーシュちゃん…可愛かった?」
「可愛かったですよ。変装してましたけど」
実にゴスロリがよく似合っていた。
やっぱりゴスロリだよな。美人な子ほどゴスロリがよく似合う。
「あ、このコスメも素敵ですねぇ。シュノさん似合いますよ。つけてみます?」
「…うん」
良かった。乗ってきてくれたぞ。
「似合う?」
「えぇ。素敵ですよシュノさん。折角だから買っていきましょうか、これ」
どうせ、『frontier』のコラボコスメの方も買っていくつもりだったしな。
ついでだ。
「あ、それからマニキュアも良いですねぇ。見てください、期間限定カラーですって。期間限定と書いてあると途端に欲しくなりますよね~、俺乙女なので」
そう言うと、シュノさんはふふっ、と笑った。
おぉ、笑った。笑ったぞ。
これは良い傾向ではないか。
「シュノさんにも塗ってあげますね。きっと似合いますよ」
「うん。ありがとう」
この調子で、何とかシュノさんに元気を出してもらいたいものだ。


