それから1時間余り、俺はテレビで事故の報道をずっと見ていた。宮本は壁に寄り掛かり、ずっとギターを弾いていた。
俺は部屋の真ん中でテーブルの上に置いたパソコンと睨めっ子をしている桐山が、あれ以来何も言わないので声を掛けた。
「なあ、何か分かったのか?」
「…………」
「なあ、聞こえてるか?」
「少し静かにして下さる?もう少しで、何か分かりそうですのに…」
桐山は真剣な表情でパソコンの画面を凝視しながら、厳しい口調で言い返してきた。
「ごめん…」
そんな言い方しなくても、もっと優しく言ってくれても良いのに。
その時だった――
いきなり、あらゆる電気製品から黄色い火花が飛び散り、小さい爆発音と共に黒い煙が沸き上がった!!
テレビを見ていた俺は、突然画面が真っ白になり、その瞬間爆発音と共に液晶画面に亀裂が入った為、驚いて後ろにひっくり返った。
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