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「この一連の事故ですが、やはり作為的な印象を受けますわね」


テレビ画面に見入っていた俺達の中で、唐突に声がした。

「どういう意味?」

宮本が問い掛けると、桐山は説明を始めた。


「これまでの事故を考えると、全て人間の手によって造られた物ばかりですわよね。

それに、一見テロとも思える無差別な事故は、線路や道路といったインフラを意図的に狙っていると感じますわ。

つまり、今回の一連の事故には、何者かの意志が働いているという事になりますわね」


なるほど…
確かにそう考えると、そんな気もする。

「でも、そうだとしたら、一体誰が何の目的でこんな事を?」

「そ、それは、私にも分かりませんわよ。と言うより、テレビの報道だけでは情報が少な過ぎですわ。

才色兼備の私と言えど、この程度の情報では、これ以上の分析は不可能ですわ」


才色兼備はともかく、確かにメディアも全く真相に触れる事もなく、事故現場の映像ばかりを放映している…


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