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水道管の破裂は、この駅周辺だけではなかった…


当然と言えば当然だ。あんな異常な状態が、単なる事故だとは考えられない。

そうなれば、全国各地で同じ様な事が起きていると考える方が妥当だ。



映し出された映像はは、まさに惨状だった。まるでテレビで見ていた遠い国の映像が、そのままこの国に移動してきた様な光景だった。

水道管の破裂により、道路という道路は寸断され、とても車が走れる様な状態ではなかった。

それに加え、映像の至る所に散見される救護を求める人達。

人間が知恵を絞り造り出した物など、脆くてちょっとした事で全てが崩壊してしまう…

絶望の光景――



「分かったじゃろ?いくらこの周辺を抜け出した所で、もはやどうする事も出来ないんじゃ」

バン!!
俺は畳を思い切り両手で叩いた。

どうしようもない状況に対する無力さと、どうしてこんな事が起きているのか分からない苛立ちを、畳にぶつけたのだ。


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