人間は勘違いした。
言葉と道具を使い、新しいものを創造する事で、自分が地球の支配者だと勘違いした。
他の動植物に対し、傲慢にも自分達の思い通りにしようと、無理矢理人間の欲望を背負わせた。
あるものは滅び、またあるものは絶滅の危機に直面している。
自分達の生活を豊かにする為に森を切り開き、山を崩し、水の流れさえも変えた。
それにより生態系は崩壊し、環境は破壊され地球は悲鳴を上げた。
それでも人間は気付かない。自分達の犯した罪に…
罪には必ず罰がある。
得たものには必ず代償が必要だ。
人間は罪を償い、代償を払う時にきている。
それは10年後なのか、5年後なのか?
いや――
もしかすると、それは今この時かも知れない――…
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