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押し寄せる高さ数百メートルの津波の前に、美空により俺達は移動した。

そして俺が津波の動きを止め、穂波が凍らせた。


しかし…
津波は次々と押し寄せ、止めた津波を薙ぎ倒して俺達を襲った。

それでも俺達は、何度も何度も同じ事を繰り返した。

精神的にも肉体的にも限界だったが、俺達は最後の1人になっても諦めるつもりはなかった。



美空が力尽き、瞬間移動が出来なくなった。

穂波が力尽き、凍らせる事が出来なくなった。


最後に残された俺は止める事しか出来ず、その場で山の様な津波をただひたすら止めた。


しかし、もう限界だった…

意識は朦朧とし、何とか身体を支えている足もガダガタと大きく震えていた。

目の前が真っ白になり、全身の感覚が失われ、もう指の1本すら自分の思う通りには動かなかった…


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