絶望的だった―― 地球そのものが、人類を滅ぼそうとしている。 どうする事も出来ない。俺達はもう、滅びるしかないんだ… その時俺は、自分達の街を見下ろしなが気付いた。 この景色は、あの日夢で見た映像そのものだという事に。 海に沈む街。 何もかもが飲み込まれ、俺はその光景を呆然と眺めていた… 津波が来る―― そうだ… 俺は、夢の中の自分とは違う。最後の瞬間まで、諦めたりしない!! そう決意した俺の右手を、穂波が強く握り締めた。そして左手を、美空が強く握り締めた。 「一緒に行こう」 .