そして1500年前にも、高地に高度な文明を築く人類が存在した。
僕達は雨が少ない地域に住む彼等の為に、雨を降らせ植物を育て助けてやった。
それなのに愚かな人間は、自分達の力を過信し、僕達をコントロールしようと考えた。
僕達は雨を降らす事を止め、植物を枯らせた。それだけで、その文明は滅んだ…
それでも僕達は、人類そのものを滅ぼしはしなかったんだ。
それなのに――
君達も見ただろう…
人間の身勝手な行為により、溶け出した氷を。滅び行く他の動植物達を。
真に滅びるべきは人間なのだ。人類さえ滅亡すれば、地球上のあらゆる生命は救われるのだ。
3度目のチャンスはない。
大地、これが必然なんだ」
話が終わると、俺達は街が見下ろせる山の上に下ろされた。
「君達3人は、僕達の為に努力をしてくれた。
君達だけは助けよう…」
.



