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リーダーは俺達を見下ろし意味深に、そして自虐的に笑った。

「そんな事を言われても、もう止まらないんですよ」


「それなら、力づくで止めてやる!!」

俺が叫ぶと、リーダーの横に控えていた5人の護衛が前に出て、俺達に銃口を向けた。

「すいませんが、私はマルスを辞める訳にはいかないんです。

どうしてもと言うなら、子供だからといって容赦はしませんよ」


「穂波!!」
「任せて!!」

穂波がそう答えた瞬間、護衛が構えていた拳銃が甲高い音を立てながら分厚い氷に包まれた!!

銃口も引き金も全てが凍り付き、もはや役には立たない。


護衛達が動揺している隙に、今度は美空が動いた――

護衛達の背後に瞬時に移動すると、次々に手を触れ、氷の牢獄の中に移動させた!!


「さあ、もうあんた1人だ。諦めるんだな!!」

俺はリーダーを宙に浮かべると、俺達の前に連れて来た。


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