M ‐ёмц‐


6時30分――

ハイテンポな音楽が耳元で鳴り響き、俺は目が覚めた。

最近は目覚まし時計だけだと切って寝てしまう為、携帯電話のアラームも併用している。


昨夜寝付けなくて寝不足の為、まだまだ眠い。でも、ここで寝てしまうと、次に目が覚めるのは昼前だ。

俺はまだ意識が通じない身体を強引に引き摺って布団を這い出し、カーテンを開けようとベッドから立ち上がった。


「な――…」

俺はその瞬間、一気に眠気が吹き飛んび、しっかりと目が覚めた。


(大地、目が覚めたかのかい?)

「な、何で、グリンが現実にいるんだ!?
あれは、俺が見た夢…じゃないのか?」

(何を意味不明な事を言っているんだい?人間はよく分からないな…
つい1時間程前に、この場所で話をしたろ?)


ゆ、夢ではない?
これが現実なのか…

この黒い球体が浮かんでいて、俺に話し掛けている。これが現実だと言うのか!?


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